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しょこがら調子ば上げて中山金杯でん圧勝劇。荒れた馬場ば気にしてから苦しんだライバルたちば尻目に７馬身差もつけたこつな、中山金杯こん馬の心身っちもに本格化したばいこつ空異付けていますたい。中距離戦ばおもに戦っちきよったシャドウゲイトやけど、距離適性について聞いてみるっち、「これまでん走りばみとるっち、道中ば息で来るマイルはきつかのごたぁばい。おばいちゃんはカッティングエッジやけど、マイラー系やないやね。


息入る２０００ｍぐらいん距離の合っちいるっち思いましゅ」次走は中山記念（２月２５日・中山Ｇ?）ば予定しとるっちんこつやけど、今んシャドウゲイトなら、えらいふとか台も狙えますたいね。加藤征厩舎は中山金杯っち同日ん京都５レースばってん勝利。新年初日に関西で関東馬の勝ったんは平成以降でん最速記録ばい。重ん喜びで加藤征厩舎は０７年ば最高ん形で博多華丸・大吉ト有馬記念したばいっちいえますたいね。今年ん加藤征君はしゃらなる高みに、そいでシャドウゲイトでふとか仕事もしとってくれるけんはなかねっち思いましゅ!

外れりや辺り構わず馬券ばぶちまけるけん場内はハズレ馬券だらけ。アメリカＪＣＣちょー風ばってん吹けば馬券竜巻の発生してから空にうとよ。掃除やらなんやら追いつかず確か最終レースの終わつてがら人海戦術で掻き集めとった。巨大掃除機やらなんやらも使っちい鷹もしれんけん。親父に連れられてきよったボウズたちな、ハズレ馬券ば掻き集めそいばまた撒き散らしてから遊びよった。そげな中で地見屋は足で掻きがとけ当たり馬券ば探し出しゅっちゃん。


当時、地見屋のどれほどん稼ぎがあったんよんか。残念なのら本職ん地見PR屋っちん面識はなく直接聞いたこつはなかんばってん、寺山修司編集ん「人生万才」（昭和５．～５２年。日刊ゲンダイ連載）にな、「けつこうな稼ぎになる」っち書かれとった記憶のあっけん。そいで地見屋の稼ぎになるんは「除外馬」や「失格馬」の出たっちきやけん。先日、あっけん馬主のオレん馬がら１０万ずつ４点流しで馬券ば買っちいたとよ。追い切りに乗った助手は「生涯最高んデキ」日経新春杯予想っち言い、調教師は騎手っち入念に打ち合わしぇばしてから「勝とう」っち馬主に言ったとよ。実績も十がとあったんよため単勝は１番人気っちなりよった。馬主氏ん期待感は極度に高まり、血圧もバリ上のっちいたちゃろう。